サイトの紹介

ワンドロップイングリッシュは、中学英語から勉強を始めてTOEIC受験を目指すあなたに役立つ情報をお届けするサイトです。

具体的には
TOEIC受験のための中学英語の勉強法
初級者向けテストTOEIC Bridgeの紹介
TOEIC Bridgeの勉強法
効率的な単語の覚え方
TOEIC受験ガイド
などです。

どの情報も、サイト運営者である私が直接経験したり調べたりして得た「生の情報」です。

中学英語は初級者レベルからTOEICを攻略する上で、必ずマスターしておくべき土台の部分となります。
すべて「英語は苦手だけどTOEICの勉強を頑張りたい」というあなたのために書いていますので、ぜひ普段の勉強にお役立てください。
TOEICで自分の目指すスコアを取得して人生の選択肢を増やすためのヒントを手に入れて頂ければ嬉しいです。

運営者のプロフィール

はじめまして。
よだです。

私はTOEICを3回受験して、565点→610点→800点とスコアを伸ばすことができました。

私も最初は勉強に苦労しましたが、勉強する中でコツをつかんだことで、TOEICはしっかり対策すればきちんと点数が上がるテストだと確信できるようになりました。

ただ、今勉強している人や、これから勉強を始める人の中には、TOEIC対策が分からずに困っている人も多いのではないか、とも思います。

そこで、自分の経験が誰かの役に立つかもしれないという気持ちでこのサイトを立ち上げました。

TOEICで自分の目指すスコアを取得して人生の選択肢を増やすためのきっかけを手に入れて頂ければ嬉しいです。

英語に出会い、好きになった学生時代

私が英語と出会ったのは中学1年の時。
最初はまったく意味が分からず、勉強が面白くありませんでした。

「My name is ・・・?My とか name は分かるけど、is って何だ?」
本当にこのぐらいのレベルです。

ですが、少しずつ時間をかけて勉強するうちに「あぁ、ここがこうなるから、そういう意味になるのか」と、だんだん意味が分かるようになり、次第に英語に対する苦手意識は消えていきました。
むしろ、あれほど嫌いだった英語も、意味が分かってくると面白く思えてきたのです。

その後、高校に入ってから英語はすっかり得意科目に。
気が付けば、1日の勉強時間の大半を英語に費やすほどになっていました。

そして、高校2年の時、大学でもっと英語を勉強したいと思った私は外国語大学の受験を決意。
毎日3時間から5時間は英語を勉強していました。
その結果、標準的な高校英語に関して知らない事はないと言えるぐらいになっていたと思います。

「あれだけ毎日勉強したんだから何としても受かってやる!」
そんな気持ちで入試に臨みました。

しかし・・・

結果は不合格。
自分なりにベストは尽くしたのですが、やはり外国語大学に合格するような人は、とんでもない学力の持ち主です。
不合格という結果を素直に受け入れるしかありませんでした。

その後、1年浪人して再チャレンジしても、また不合格だったので、外国語大学に入る夢は諦めて、他の私立大学の法学部に行きました。
今思えば、英語を勉強できる大学を他に受けておけばよかったのですが、当時は外国語大学以外で英語を勉強する気持ちがなかったのです。

法学部を選んだのは就職に有利だからという理由だったのですが、結局、私は普通の就職はしませんでした。
大学2年の時から法律の国家試験の勉強を始め、卒業後もバイトをしながら法律を勉強していたからです。

国家試験も全部で何回チャレンジしたか正確には覚えていません。
ですが、結局その試験にも合格できず、こちらも撤退。

25歳の時に始めた介護の仕事を現在も続けています。
大学入試も国家試験も上手くいきませんでしたが、介護の仕事は自分でも気に入っており、楽しく奮闘しながらやっている毎日です。

40歳でTOEICに挑戦!でも・・・

上のような経歴を書くと「介護の仕事と英語って何の関係があるの?」と思われるかもしれません。

確かにその通りです。
TOEICや英検、英会話などは就職や転職に有利になると言われますが、介護業界にはほとんど当てはまりません。

にも関わらず、私が40歳でTOEICを受験した理由。
それは「かつて自分が勉強した英語を何らかの形で残しておきたかった」というものです。

高校での3年間、自分なりにベストを尽くした英語の勉強。
結果的に外国語大学への入学は叶いませんでしたが、当時勉強したことは今でもある程度頭に残っています。
ですから、それをTOEICの点数という形で残したかったのです。

ぶっつけ本番でTOEIC初受験した結果・・・

このようなきっかけで始めたTOEIC受験。
まず最初は、その時点での実力を試すために、何の準備もせず、ぶっつけ本番で臨みました。
高校時代の知識があるから何とかなるだろう」と、根拠のない自信を持っていたのです。

しかし、そんな私の自信は、リスニング開始と同時にあっさり吹き飛ばされてしまいます。
「え?いま何て言った?」
「会話の内容が全然分からない!」
「もっと考えたいのに、もう次の問題!?」
まったくついて行けません。
とにかく、会話のスピードが早いんです。

「どうしよう、どうしよう・・・」
でも問題は次々と進んでいきます。
そうこうしているうちにリスニングは終了。
「あぁ、終わっちゃった・・・」
全然できた感触がないままリーディングがスタート。

ここから何とか挽回しよう!と思ってリーディングに取りかかったのですが、いざ始まると思うように解けません。
「何となくこれかな?」
「この単語どんな意味だっけ?」
「たぶんこんな内容が書いてあるんだろう・・・」
という感じで、しっかり解けている感覚がないんです。

気付けば残り5分。
「時間が全然足りないっ!」
あっという間に2時間の試験は終わりました。

「これがTOEICかぁ・・・」
終わった瞬間、疲れた頭でそんなことを考えていました。
「やっぱりきちんと対策を取らないとダメだな」と、実力不足を痛感しながら家に帰ったことを、今でも覚えています。

そしてTOEIC初受験から約1ヶ月後、その成績表が届きました。
結果は565点。
手応えは全然なかったものの600点ぐらいは取れるかなと思っていたので、点数を見たときはかなりショックでした。


↑ 1回目のTOEICの成績表 ↑

2回目、高校の復習をしたのに・・・

初受験の結果を受けて「ああ、やっぱりダメだったか・・・」と思った私は、2回目の受験を目指してすぐに勉強を開始。
まずは高校時代の知識を取り戻すために、高校英語を復習しました。

準備期間は3ヶ月ほどでしたが、一度しっかり勉強した知識を取り戻すのは難しくなく、「お、そういえばこういうの勉強したな」と、高校で習った内容を思い出しながら勉強していました。

そうして迎えた2回目の受験。
「1回目と違って今回は準備もしたから結構いけるはず」
こんな期待を胸に、本番の試験を解き始めました。

ところが、です。
「あれ?解けてる感覚がない」
高校時代の復習で出てきた単語もあるのですが、英文そのものの意味が頭に入ってきません。
相変わらずリスニングはあっという間に会話が終わるし、リーディングも何となく回答するだけ。

結局最初から最後まで手応えは全くありませんでした。

そして、2回目に受けたTOEICも受験から1ヶ月ほどで成績表が届きました。
結果は610点。
1回目より点数は少し上がったのですが、「結構勉強したのに・・・」という気持ちの方が強く残りました。


↑ 2回目のTOEICの成績表 ↑

しかし、あらためて考えてみると、2回目の受験に向けて行ったことは高校英語の復習だけ。
TOEIC専用の対策をとった訳ではありません。

そもそも、高校で習うような大学受験向けの文法知識は、あまりTOEICでは出題されないのです。
TOEICに出てくる文法知識は、もっと基礎的な中学レベルのものがほとんどですから。
しかし、当時の私はこのことを知りませんでした。

「やっぱりTOEICはTOEIC専用の勉強をしないとダメだな」
そう思いながら、自分なりに失敗の原因を分析していました。

TOEIC専用の勉強を始めようとしたけど・・・

2回目のTOEICでも期待した結果が残せなかった私は、3回目の受験に向けTOEIC専用の勉強をしようと決め再スタート。
まずはTOEIC対策のテキストを買おうと思って本屋さんに行きました。

「どんな本があるんだろう」
そう思いながら近所で一番大きな本屋に入ってTOEICコーナーを見てみると、本当にたくさんの本が並んでいました。

単語、文法、リスニング、リーディングなど個別のテーマで書かれたものから、それらを1冊にまとめた総合的なテキストまで。
しかも600、750、900と、目標スコア別に分かれているのです。
もちろん問題集や模擬試験も数多く出ています。
私が行った本屋では、TOEIC関連だけで大きな本棚が3つ使われているほどでした。

ひと通り本のタイトルを眺めた私は、いくつか手に取ってパラパラと中をチェック。
とりあえず600点を目標とした単語のテキストや文法の本に目を通しました。
どの本もそれぞれ特徴があって良さそうに見えます。

「この中から選ぶのは大変だな」
そう思いながらバッグからスマホを取り出した私。
「こんな時はネットだ」
いくつかの本のレビューをチェックしました。

“内容がコンパクトで分かりやすい”
“友人の勧めで買ったけど、これ1冊で十分”

“正直、これでスコアアップできるとは思えない”
“塾の先生もダメ出ししてた”

などなど、どの本にも良いレビューから悪いレビューまで本当にさまざま

「結局どれを買えばいいんだろう」
結論が出ないまま何も買わずにその日は帰りました。

「もう少し調べたら何か解決できるかもしれない」
そう思いながらインターネットでいろいろ調べたのですが、結果的に私は一層悩むことになります。
インターネットには、本を使った勉強だけでなく、さらに多くの勉強法が紹介されているからです。

“やっぱり昔からある通信講座が一番”
“アプリだと忙しい人でも簡単に学習できる”
“結局スクールに通うのが最短ルート”
“聞き流すだけのCDが決め手になった”

もちろん、それぞれ良い評価だけでなく悪い評価も書かれています。
「あ~、もう訳分からん!!」
数多くの本やその他の勉強法を調べれば調べるほど、頭の中は混乱するばかり。
TOEICの勉強法を調べることに疲れてしまい、3日ほど何も勉せずに過ごしました。

信頼できる問題集1冊に絞ろう!

でも、さすがにそのまま何もせずダラダラするわけにはいきません。

「とにかく何かしなきゃ」
そう思った私は、ふと高校時代の勉強を思い出していました。

英語にハマって勉強していたあの頃。
やっていたのは英語の先生から勧められた問題集だけ。
ひたすら辞書を引きながら毎日その問題集を解いていました。

「高校時代と同じように、信頼できる問題集を1冊だけ選んで、それに集中しよう。」
そう決めて私が選んだのはTOEIC公式問題集。
何だかんだ言って、実際のTOEICの問題を作っている所が出しているものが一番だと思ったからです。

それからは公式問題集に絞って繰り返し解きました。
1回解いて終わるのではなく、本当に何度も何度も。
こうやって1冊の公式問題集を繰り返し解いたことで、TOEICの英語に慣れることができたのだと思います。
準備段階から明らかに前回とは違う手応えを感じるようになっていました。

TOEIC受験3回目で、まさかの!?

上のような勉強を3ヶ月ほど続けて向かえた3回目の受験。
リスニングもリーディングも、「この問題は解ける」「これはいくら考えても分からない」と、自分の解ける問題と解けない問題がきちんと区別できるようになっていました。

自分で自信をもって解ける問題が増えたこともあり、テスト終了時には手応えも十分。
2回目の成績が610点だったことから、「今回は600点代の後半か、上手くいけば700点も狙えるかな」と期待しながら結果が届くのを待っていました。

そして、3回目の成績表が届いた日。
「えッ?ウソ・・・」
届いた成績を見てビックリ。
期待していた600点代後半でも、700点でもありませんでした。

結果は、まさかの800点。


↑ 3回目のTOEICの成績表 ↑

「ウォーッ!800いったーッ!」
部屋でひとり叫んでいました。
3ヶ月間、公式問題集と自分で優先順位をつけた単語の勉強だけで、一気に190点も上がったわけですから。

わずかでも私の知識や経験をあなたに

3回目のTOEICの結果を受けて、私は確信しました。
TOEICはしっかり対策すれば、きちんと点数が上がるテストなんだな」と。

また、同時に「TOEIC対策が分からずに困っている人も多いんじゃないか」と思うようになったのです。

さらに、「もしかしたら、今まで自分がやってきたことが誰かの役に立つかもしれない」という気持ちも持ち始めました。

そして、たとえわずかでもいいから、英語に関する自分の知識や経験をお伝えするために立ち上げたのがこのサイトです。

もちろん私自身もまだまだ勉強中ですので、ここで情報発信しながら、あなたと一緒に成長していきたいと思っています。

英語を学ぶあなたが、このサイトで何か1つでも役に立ったと思ってくだされば嬉しいです。

最後に

長いプロフィールをここまでお読みいただき、ありがとうございました。

最後になりますが「ハチドリのひとしずく」という話をご存じですか?
南米エクアドルに伝わる民話で、以下のような内容です。

動物たちが住む森が火事になってしまい、多くの動物は逃げ出しました。
そんな中、1羽のハチドリだけは小さなくちばしで1滴ずつ水を運んで森の火にかけています。

その姿を見た多くの動物たちは笑うのです。
「これだけ大きな森が燃えているのに、そんなことをして何になるんだ」と。

しかし、ハチドリはこう答えるのでした。
「私は、私にできることをしているだけです」

いま自分にできることを精一杯やる。
大切なメッセージを伝えてくれるこの話が、私はとても好きです。

私もこのハチドリのように、今の自分にできることを精一杯やっていきたいと思っています。
そんな思いから、サイトの理念を表すシンボルとして、ハチドリの画像を使いました。

英語に関する知識や経験を1つでも多くあなたにお届けできるよう、今の私にできることを精一杯やっていきます。

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